歯周病治療とは

「歯茎が腫れる」「歯茎から出血する」「歯が動く」などは、歯周病の代表的な症状です。歯周病は万病につながるとも言われており全身のあらゆる病気を引き起こす可能性もあります。歯周病は早めの対応が重要になってきます。歯周病菌が血管の中に入って動脈硬化や糖尿病を引き起こしたり、心臓や脳、気管支や子宮へと運ばれて疾患をもたらしたりする可能性もあるのです。また妊婦さんはホルモンバランスの関係で歯周病になりやすく、妊婦さんが歯周病にかかると早産や低体重児出産のリスクも高まるといわれています。

当院で取り入れている予防対策

3~4カ月に1回の定期的な歯科検診に通っていただき、歯石やプラークを取り除いて、口内環境を整えることを推奨しております。ご自身に合った歯磨きの仕方も大切なので、必要に応じて柔らかさなど、歯ブラシの選び方から歯科衛生士が指導します。

しかし、歯周病は症状が出てから受診される方が多く、そのときには症状が悪化している場合がよくあります。場合によってはいくら歯石除去等のケアをしても歯茎の状態が改善せず抜歯を選択せざるを得ない場合もございます。そうならないためにも、ご自宅でのケアと歯科医院での定期的な歯石の除去やクリーニングを行うことが大切です。